| CAST et STAFF 主な登場人物 |
| ジダン・レスコー Jidan Rescould 劇作家・演出家。おかしな名前はヴェトナム系であった母親によるもの。意味は本人にも不明。 かつては劇団シリスを率い活動。その解散後は出世して子供向けの教育テレビなんかにでちゃったりしてたものの、スキャンダルでおじゃんに。近眼眼鏡の煙草のみ。 |
| クリスティナ・ボラス Christina Boras アート・プロデューサ。フランス国籍を持つが欧州に飽き足らず長くバンコクで活動していた。小柄な体に異様なまでのバイタリティを持ち、仕事は手早く人脈も広い。反面、退屈に厳しく、嘘を容認できないところがあり、定住生活にまるで向いていない。 |
| ヤコブ・アイゼンシュタットJacob Eisenstaedt アート・プロデューサ。広い人脈を持つベテランで、特に東欧圏の人材を掘り起こすのを得意としている。 一応の生活拠点をパリに持ち、ジダンとは以前からの知り合い。その芝居のビデオをクリスティナに見せたのも彼だった。 |
| アキ Aki 日系の俳優。アメリカで映像の仕事を得ようとして選考に落ちまくっていたところをヤコブに見出されて欧州へ。フランスで二度ほど現代演劇の舞台を踏み、関係者に存在を知られるようになった。 故国では学校嫌いだったため、ちょっと常識に疎いところがあるが、真面目で礼儀正しい。 |
| ヨシプ Josip クロアチア出身の青年。10代の頃故国を離れ、2年前パリへやってきた。叔父や従兄弟と一緒に配管や電機の仕事の手伝いをしていたが、生まれつき物真似が非常に得意で、その才能を知る叔父に惜しまれていた。当人は無口で覇気に乏しく、人の為すがままに動くだけの無気力な青年。 |
| デミトリ Demitri 元パフォーマンス集団「α」の俳優。才能も野心も元気もある真摯な青年。「α」の座長を務めていたが、多量の退団があって集団を維持できなくなってしまい、やむなく解散。悶々と日々を送っていた。 |
| ミラ Milla 同じく、元「α」の女優。アルジェリア系。 |
| ジャン=バチスト Jean-Baptiste 同じく、元「α」の俳優。飄々といい演技をする。 |
| エルディ LD いつもLD、というPNで記事を書くことで有名な評論家。その内容は手厳しく、過去には自殺者も出たという噂。 |
| フェイ Fei 楊飛龍。ジダンの元演劇仲間。現在は足を洗い、一族の経営する会社に勤める。マリーの夫。 |
| マリー Marie ジダンの元演劇仲間。シリスの看板女優で、ジダンの恋人だったが、後フェイと結婚。 |
| アンヌ Anne ジダンの従兄弟の子供に当たる少女。何故か赤ん坊の頃からジダンと仲がよい。 |
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