視界に立ち並ぶ棒
視力が追いついてくるとやがて
墓標と知れる。
この場所が初めてではない足。
幾つかをやり過ごして進み
目的の場所で止まる。
黒い石の棒には彫り込みで、
僕らの母シーラ・ゴンザレスここに眠る
と。