海のペルソナ・ノングラータ





必ずいるんだ
一人や二人
悪気もないのにはみ出す奴が
最初の夢精が強姦モノだとか
白魚の躍り食いが好きだとか
爬虫類とか同性が好きだったり
呆然とするんだよ 本人だって
どうしてこんなになったんだって



暴れているんだ
今日も本音が
悪い本音が
知っているんだ
吐いちゃいけないって
路上の吸い殻はいいな
あれくらい無邪気に棄ててみたい



いるさ必ず
一人や二人
愚者には見えないドレスと一緒で
善人に見えないある種の悪が
見えないってのはいいね あやかりたいね
それはもう 無いワケだから



熱が出てきちゃったよ
いくら悪人だってがんばるから
触らないでくれる
何も知らない無垢な手で
爪先から感染するから



どうしたらいいんだろう?
その辺りがこのペルソナノングラータの悲しいところで
地下に潜るのも爆発するのもイヤなんだ
相容れないこの社会をなぜか愛してしまったんだ
赤ん坊に優しくなれなくてもね




だから頭が重いペルソナノングラータは
今日もバランスを取りに・・・
海へ
行くのだ









>> back >