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風が欲しいんだ
体を垂直に突き抜ける風が
台風が来るたびに待ってる
全ての嵐がこの贅沢な倦怠を吹き飛ばし
塵も芥も残らない
静寂の世界が訪れることを



風が欲しい 君を抱いていても尚
孤独去らぬ乞食の心が神様からの
激しい罰を待ってる
激しい罰を待ってる








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02.07.31
to be continued


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