千の刃が吹きすさぶ赤い大地を歩きゆく
独り血潮を撒きながら霧とけぶりてらせんの雲

吾が魂魄遂に自身の何れを知らず
日々失血の中に目をひらき
佇むばかりな り
吾は 赤 
吾 は
 赤 い …








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