50.結論
- 厚生局 第四レベルレポートより -








…であり、以上のデータから結論するに、被験者の卵子を持つ新生児は、

知能障害3-Dから3-Aの可能性 66.372%
知能障害2-Dから2-Aの可能性 72.201%
知能障害1-Dから1-Aの可能性 87.512%
先天性骨性奇形を伴う可能性 65.710%


である。
これは前出「人口調整法」の生殖制限規約第2項に該当するため、被験者に母星における一次生殖権は与えられない。
但し代替卵子による代理出産などの二次生殖は、厚生局の保護と指導の範囲において保障されるものである。

(E.P.第四レベルレポート 終章より)










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